プログラム未経験の方が副業でプログラミングを始めようと思っても、『効率的な学習方法は何だろうか』と悩んでいませんか?
この記事では、筆者が試行錯誤しながら独学でプログラミングを習得した経験に基づき、このやり方が一番成長出来た!と感じた事例を交えながら、効果的な学習方法をお伝えします。
結論を先に言うと、1.初級本を読む →2.プログラムで実現したいことを日々妄想する →3.実現したいことが書いてある中級本を探す → 4. 中級本に書いてあるサンプルコードをカスタマイズして機能を実現させる。というのが結論です。
それでは、詳細について以下記載していきます。
プログラミング Pythonを学ぶ動機
Pythonを学ぶ動機としては以下があげられるかと思います。
- 副業で稼げるようにプログラミングを習得したい。
- 必修教育になったし子供に教えられるようになりたい。
- AIの活用や、データ分析をしてみたい。
- IT業界に転職したい。
プログラミング言語 Pythonの特色
まずPythonを学習する前に、Pythonの特色を押さえる必要があります。
Pythonとはプログラミング言語の1つですが、初心者にとって大変に良い言語です。
理由その一、文法がシンプルで読みやすい。
理由その二、専門的なライブラリが豊富にある
これが最大の理由ですが、Pythonでは豊富なライブラリが数万個以上公開されています。
(ライブラリとは、多くのアプリケーションで利用するためにまとめられたプログラム集です。)
ライブラリを組み合わせることで、欲しいプログラムが簡単に作成できます。大きく分けると以下の様なライブラリがあります。
- 数値計算・信号処理・統計処理
- 画像処理・音声処理・動画処理
- ウェブ開発・サーバー・フレームワーク
- ネットワーク
- データベース
- ドライバ
- 自然言語処理
部品を作る為には、プログラミングを詳細に理解しなければなりませんが、Pythonは部品を組み合わせる言語ですので、部品の組み合わせ方さえざっくりと学べば、立派なプログラムが簡単に作れてしまいます。
プログラミング Python 独学の具体的な方法
独学で学ぶ以外には、プログラミングスクールに通う方法や、オンラインスクールといった方法がありますが、筆者はあまり詳しくないので独学に絞ってお伝えします。
Python初級本を読む
初級本、つまり入門書ですが、これを探すのは簡単で「Python 超入門」とか「いちばん優しいPython入門教室」といったように、初心者に優しそうな本をフィーリングで選んでいただければよいです。
とりあえず一通り読んで、サンプルコードを手を動かしながら書いて一冊しっかりマスターしましょう。
プログラムで実現したいことを日々妄想する
初級本を読んだ終盤くらいから、プログラミングで何が出来るのか大体わかってきます。
そしたら風呂に入っているときにでも、普段自分が困っていることとか、こんなこと出来たら面白いな、便利になるな?、と思うことをざっくりとでいいので要件定義してみましょう。
要件定義とは、ソフトウェア開発において使用される言葉で、そのシステムを実現するためにはどういった機能があればいいのかを明確にすることです。
なお、ここで注意点ですが、今はWEBサイトでもPythonに関して解説されている多くのサイトがあります。中には素晴らしいサイトもありますが、体系立ててかつ、それなりに細かく内容を学ぶためには、本の方がよいでしょう。
勉強の仕方として、複数のコンテンツを行き来すると、そのコンテンツの信頼性や体系をまず確認する必要があり、その分時間が無駄になります。なるべく一つの本(情報)を何度も読む方が効果的です。
実現したい機能が書いてある中級本を読む
どういった機能があればいいのかをざっくりイメージしたら、その機能について解説している初級・中級本があるはずなので、その本を買いましょう。
もしなかったらググればプログラミングのブログ等で、サンプルコードを書いて解説してくれているブログが多数あるので、それでも問題ないです。
中級本に書いてあるサンプルコードをカスタマイズして機能を実現させる
どういった機能があればいいのかをざっくりイメージしたら、その機能について解説している初級・中級本があるはずなので、その本を買いましょう。
その本で書いてあるサンプルコードについては、しっかり解説されているはずなので、理解しながらコードを活用することが出来るはずです。
もし、そういった本がなかったらググればプログラミングのブログ等で、サンプルコードを書いて解説してくれているブログが多数あるので、それでも問題ないです
まとめ
以上が、独学でPythonプログラミングを学ぶための最短かつ効率的なステップだと自負しております。
まとめると、
2.プログラムで実現したいことを日々妄想する
3.実現したいことが書いてある中級本を探す
4.中級本に書いてあるサンプルコードをカスタマイズして機能を実現させる。
です!重要なポイントは、自分が実現したいと思ったことを、実際に自分の力
でサンプルコードを探して実現させる
というところにあります。まずなるべく早い段階で楽しいと感じることが出来れば、後はそのサイクルを繰り返すだけなので習得は時間の問題です。
Pythonとは「文法がシンプルであり、部品の組み合わせ方さえざっくりと学べば、立派なプログラムが簡単に作れる」言語です。
細かいところまで学ぼうと思わずに、部品の組み合わせ方を学んだら、さっさと実現させたいプログラムをググって参考となるソースコードを探しながら作り始めるのが上達の最短ルートとなるでしょう。